SDGs17の目標~2.飢餓をゼロに~

今回は、前回に引き続きSDGsの「道しるべ」である「17の目標」についてお話していこうと思います!

 

  • 飢餓をゼロに

~飢えをなくし、だれもが栄養のある食糧を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めよう~

 

世界を生徒40人の教室と考えると、
その日食べるものがない、明日以降も食べ物をえられるか
分からない状態の人が4人もいます。

 

飢餓人口(十分な食料が手に入らず、栄養不良になっている人びとの数)は、長く減少を続けていましたが、最近になって、再び増加に転じています。飢餓人口は2005年の8億2560万人から、2014年には6億2890万人まで減少しましたが、その後はゆっくりと増加する傾向にあり、2019年の時点では、6億8780万人となりました。

出典:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/2-hunger/ SDGs CLUB

 

現在の増加傾向がこのまま続くと、2030年の飢餓人口は8億4140万人になると予想され、目標の達成が難しくなっていると考えられています。(2030年の飢餓人口8億4140万人という数値を出すにあたって、新型コロナウイルスの影響は含まれていません。)

また、2020年には新型コロナウイルスの世界的な流行の影響により、今後の経済の状況によっては、飢餓人口が8300万人~1億3200万人追加されると予測されています。

 

SDGsでは、2030年までに、飢えをなくし、貧しい人も、幼い子どもも、だれもが一年中安全で栄養のある食料を、十分に手に入れられるようにする。という目標を掲げ、取り組んでいます。しかしながら、新型コロナウイルスによる経済への影響も非常に大きく、目標達成にはこれまで以上の取り組みが必要となっております。

誰しもが持つべきである「食への権利」が、世界中全ての人へ行き渡るためにも、本当に小さなことかもしれませんが、一人ひとりが食品ロスへの意識を持ち、個人でできる持続可能な取り組みを続けていくことが重要ではないでしょうか。

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